水中の格闘技 水球 インカレの日本一は

男女水球の大学日本一を決定する大会、第95回日本学生選手権水泳競技大会(水球競技)が9月6日(金)〜8日(日)に渡り、神奈川県の相模原市立総合水泳場(さがみはらグリーンプール)で行われます。本サイトでは大会最終日の9月8日(日)、男女の順位決定戦(3位決定戦)と選手権校決定戦(決勝戦)の計4試合をライブ配信するとともに、後日ハイライト映像を配信します。

本大会は男子が1947年から、女子は2014年から日本学生選手権水泳競技の正式競技となっており、トーナメント方式で戦いが繰り広げられます。また男子の優勝校と準優勝校は、10月4日から行われる日本選手権水泳競技大会の出場権が与えられます。

水球はゴールキーパーを含め7名で構成された2つのチームがプール内に作られたコートの中でゴールにボールを入れあい、得点を競う競技です。1ピリオド8分の4ピリオド、計32分で争われ、ゴールキーパー以外はボールを片手でしか触ることができません。水深2m以上のプールで戦うため底に足をつけることができず、選手たちは常に泳ぎながら水に浮かんだ状態でプレーをしています。水中での相手とのボディコンタクトが激しいことから「水中の格闘技」とも呼ばれています。

見どころのひとつとなるのが、迫力あるシュートシーンです。水面を使ったバウンドシュートやゴールに背中を向けた状態のまま後ろに投げるシュート、水上に高く浮き出て打つシュートなど、攻撃の形は様々です。片手でボールをつかんだ状態で全身の力を利用して打つシュートは男子は時速約70キロ、女子は時速約50キロと言われています。

男子は1998年から日本体育大学が21連覇中と絶対王者に君臨。7月に行われた世界水泳選手権大会では、コップ晴紀選手(3年)が日本代表のメンバーとして世界の舞台で活躍。さらにユニバーシアード競技大会では代表13人のうち7人が日本体育大学の選手で占めるなど男子大学水球界屈指の強さを誇っています。

一方、女子の注目は前回大会準優勝の第1シード・東京女子体育大学です。5月に行われた関東支部予選会で優勝するなど、今大会の優勝候補筆頭。チームの中心は世界水泳選手権大会の日本代表にも選出されたエース・有馬優美選手(4年)。「東女体の連携したディフェンスからスピード感溢れるオフェンスで優勝を狙います」とインカレ初優勝に向け闘志を燃やしています。

開幕は9月6日。男子は絶対王者・日本体育大学の22連覇となるのか。女子は東京女子体育大学の悲願の初優勝となるのか。両チームを脅かすダークホースが現れるのか・・。いよいよ令和初の大学王者が決定します。