今﨑 圭秦

帝京大学硬式野球部

硬式野球部の主将としてチームをまとめ、7年ぶりのリーグ優勝と全日本大学野球選手権大会ベスト8進出に大きく貢献した。怪我に苦しみながらも復帰し、勝負強さを発揮。下級生が活躍しやすい環境づくりに尽力し、チームの結束を高めた。教職課程を履修し、学業と競技の両立にも励んだ。地域貢献活動にも積極的に関わり、清掃活動や小学生への野球指導を継続。感謝の心を忘れず、常に周囲への気配りを大切にし、模範となる行動を示した。

神野 ゆめ

中京大学水泳部

日本学生選手権にて女子総合2位に導いた女子主将として、100名を超える大学水泳部をまとめ上げ、愛知県国体チームや世界選手権でも女子主将を務めるなど、卓越したリーダーシップを発揮。学業面でも部内トップクラスの成績を維持し、学業推進委員会のリーダーとして後輩の支援を行う。地域の水泳クリニック講師やスカウト活動にも尽力し、競技外でも積極的に社会貢献。

近藤 薫

岐阜協立大学水泳部

競技力向上のため、スポーツ医科学と技術分析を活用し、日本新記録を樹立。教員免許取得を目指しながら、教育実践にも積極的に取り組む。パラアスリート講演会や地域連携活動を通じて、障害者理解の促進と共生社会の実現に貢献。岐阜県初の車椅子教師として、未来の世代に希望を届けることを志し、挑戦を続けている。感謝と敬意を胸に、記録だけでなく記憶に残る存在を目指し、社会貢献と競技の両面で模範となる取り組みを実践している。

前田 凛

環太平洋大学女子柔道部

国内外の大会で優れた成績を収め、柔道界に新たな風を吹き込む。1年生ながら学年代表を務め、チームの士気を高めるリーダーシップを発揮。基礎ゼミではゼミ長として学びの場を活性化し、女性柔道振興イベントでは競技の魅力を伝える役割を担う。柔道の技術向上と学業の両立を図りながら、オリンピックや世界選手権でのメダル獲得を目指す。競技力と人間力を兼ね備えた姿勢は、多くの学生の模範となっている。

松下 知之

東洋大学水泳部

入学直後にパリオリンピックで銀メダルを獲得し、国内外での活躍を続けながら、チームの中心として牽引。ストイックな姿勢と経験を活かし、インカレでは優勝と3位入賞を果たし、男子総合5位の原動力となった。担当教員や教務課と密に連携しながら学業にも励み、単位を着実に修得。福島での水泳教室では子供たちと触れ合い、水泳の魅力を伝える活動にも尽力。ロサンゼルス五輪での金メダル獲得を目標に、さらなる飛躍が期待される。

小林 暖弥

名城大学体育会應援團吹奏楽部

應援團吹奏楽部の主務として、関連団体との橋渡しを担い、コロナ禍で停滞していた応援活動を復活させ、大学スポーツの応援文化を再構築した。リーグ戦ではホームゲーム企画を実現し、大学応援歌の復活にも貢献。明治神宮大会では他大学の応援方法を学び、部員と共有するなど、準備の徹底に努めた。学業面では首席の成績を維持しながら、ボランティア活動にも積極的に参加。文武両道を体現し、大学スポーツの発展に大きく寄与している。

柳川 美麿

育英大学レスリング部

国内外で数々のメダリストを輩出し、選手の競技力向上と人間力育成に尽力。副学長として教育改革を推進し、スポーツと学業の両立を支援。個別ミーティングを通じ、進路や生活面まで細やかな指導を行い、質の高い教育環境を整備。レスリング界全体の発展にも貢献し、他大学とも協力して競技力向上の機会を創出。具体的な声かけや栄養指導を徹底し、選手のメンタル・コンディションを支え、持続可能な強化環境を構築している。

愛知大学

スポーツ支援センター『愛大 Sustainable Dual career Growing support （持続可能なデュアルキャリアへの成長支援）』

新潟医療福祉大学

アスリートサポート研究センター『異分野融合型多職種連携によるマルチサポート体制の構築と取り組み』

関西学院大学

関西学院大学競技スポーツ局『学生チーム企画広報部と連携した質の高い動画コンテンツの作成・発信による 大学スポーツ広報の推進』

順天堂大学

スポーツ推進支援センター

順天堂大学スポーツ推進支援センターは、学内運動部の統括やアスリート学生の育成支援、地域貢献事業を担う組織として2017年に設立。運営委員会を中心に、20のユニット体制で課題ごとに対応し、毎月の会議で情報共有を徹底。コロナ禍では安全対策マニュアルを作成し、部活動を継続。アスリート支援や活動費の明確化、強化戦略プラン導入などで統制を強化。体制の確立と実績構築が進む一方で、指導者や施設不足への対応が今後の課題となる。

三屋 裕子

日本バスケットボール協会会長
日本オリンピック委員会副会長
筑波大学大学院コーチ学専攻

筑波大学在学中にユニバーシアードへ3度出場し、日本代表入りを果たす。1981年、名門・日立に入社し、ロサンゼルス五輪では銅メダルを獲得。現役引退後は教職に就きながら、バレーボールの普及活動を推進。日本スポーツ界で初の上場企業社長を務めるなど、経営者としても卓越した手腕を発揮した。
その後、Jリーグ理事、日本バスケットボール協会会長を歴任。競技の枠を超えたスポーツ界全体の発展に寄与し、東日本大震災後には健康支援プロジェクトを立ち上げ、300回を超える支援活動を実施。スポーツの力で社会を支える先駆者として、多方面で活躍を続ける。